平松 雅矢

私は5代目代表として、1年間メンバーをまとめる立場を経験させて頂きました。元々みんなを引っ張っていくような性格ではなかったため、まさか自分が代表になるとは思ってもいませんでした(笑)しかし、この経験が私を格段に成長させてくれたことは任期を終えた今では、ひしひしと実感しています。

私が目指した団体像は「皆が言いたいことを言い合える団体」でした。代表に就任した当時は少人数ではありましたが、ミーティングで発言する人も限られていて、団体活動以外のことを雑談するような雰囲気もほぼありませんでした。そこで、私が意識的に取り組んだことは「一人ひとりの想いを汲み取ること」でした。具体的には、ミーティングの最初と最後にメンバーの私生活や今の気持ちなど好きなことを全体に向けて話すチェックイン・チェックアウトという時間を設けました。これによりメンバーがお互いを知っていくようになれば良いと考えていました。また、ミーティング中には話しにくいであろうことも把握しようと考え、毎週のミーティング後にはほぼ全員に連絡を取りミーティングの感想や改善点を聞くようにしていました。

その結果、以前よりもメンバー間の仲は深まり、入隊者もどんどん増えていったことは素直に嬉しかったです。ただ一方で、人数が増えたことにより、私一人でメンバー全員の想いを把握しきれなくなったことや、ミーティングを円滑に進行する仕組み化が出来なかったことは課題として残ってしまいました。また私から後輩たちへ引継ぎがしっかりと出来ないまま引退してしまったなと反省しています。しかし、後輩たちも手探りの状態で徐々に自分たちの役割を見つけ、新しい団体の色になってきたと感じています。しかも、何と言っても今のメンバーは個性が強く面白い子たちが集まっているので、自然と自分たちらしい団体を作ってくれると期待しています(笑)

 

学生のうちから、社会に出て挑戦できる環境はそう多くはありません。ましてや、挑戦し失敗できるような環境はほぼ無いのではないでしょうか。学生販促隊なら、自らが考えたことを社会で実践し、思いっきり失敗しても許される、そんな他には無い環境です。社会に出て挑戦してみたい‼そんな想いを抱いている方をお待ちしています(*^^*)

2018年3月