岩下 稜平

「0から1を創るのは難しい」という言葉は多くの人が耳にする言葉ですが、0から1を創ることに取り組んでいる学生はそう多くはありません。なぜでしょうか。若い私達が見てきた大半の問題には、容易に言葉にして説明出来る答えがあります。どんなに難しい問題をテストで解けても、それらの問題はあくまでも「応用」問題です。それらの既に手掛かりがある環境が私たちを成長させてくれているように感じるため、0から1を創る動機をほとんどの学生は持っていないのではないのでしょうか。

 しかし机の上にある問題から少し目を逸らしてみると、例題も過去問も無いような問題が社会には多く転がっています。それは決して会社で働く上での問題だけでなく、生活していく上でもそれらの問いに自分で答えを出していかなければなりません。「学生の手で地域を活性化するにはどうしたらいいのか」、そのような答えのない問題に必死で取り組む学生販促隊で、実際に私は多くの仲間と自分達の答えを必死に探しました。

 その中で私は「0から1を創ることは楽しい」と感じ始めました。「0から1を創る」という分野では、どんな大学に所属していても今までの経験は関係なく、機会は平等に用意されているのだと思ったからです。となると、後はスタートをどれだけ早く切れるかではないでしょうか。

 そしてそのスタートを切る場所として学生販促隊という一つの手段があります。ぜひ今の内から、自分達の力で答えを出そうとする姿勢を感じてください。この学生販促隊でより多くの学生が経験を積むことを心から願っています。

 

 最後に、、、みんな愛してる!!!

2016年3月