2016/08/08 ワークビレッジ対談記事
文責:平松雅矢
「教えてください!大阪の企業!第1弾~ワークビレッジ編」
今回は、人材派遣会社である株式会社ワークビレッジの松尾社長に取材をさせて いただきました!
学販隊員、取材へ初挑戦!!松尾社長の会社への想い、そして素顔へと迫る…!!
~取材企業紹介~
株式会社ワークビレッジ(参照 URL:http://www.work-village.co.jp/)
・所在地:東大阪市
・業種:一般貨物・軽貨物及び 業務請負(電気工事請負業、倉庫内の請負業等)
・社員:10名
・年商:約3億円
~取材隊員紹介~
まや(集合写真の左から 2 番目) 試される北の大地からやってきた、どさんこ隊員。現在は代表として、彼自身の真 価が試されている…!!基本マイペースで、のんびり屋さんな性格である。
ゆうこう(集合写真の右から2番目)
1 年生ながらにして非常にアクティブな新人隊員。今回も自ら取材者を立候補して くれた。おっちょこちょいな時もあるが、鋭い指摘もしてくれる期待の隊員である。
まや「松尾社長、本日はよろしくお願いいたします。 まず初めに松尾社長の簡単な自己紹介をお伺いしても宜しいでしょうか?」
松尾社長:「自己紹介って改まっちゃうと難しいね。俺は九州男児で昔はけっこうや んちゃな性格だったね」
まや:「九州出身でしたら、お酒に強そうですね。けっこう飲まれるのでしょうか? 」
松尾社長:「いやぁ、お酒はあまり飲まないようにしていて、タバコも吸わないよう にしているよ。学生はけっこう飲むのかい?」
まや:「いえ、私たちもあまり飲まないんですよ(笑)松尾社長は健康に気を遣われていらっしゃるのですね!」
松尾社長:「昔は野球をやっていたし、今でもマラソンをしているよ。昨日も 10Km ほど走ってきたね。」
まや:「すごいですね。やはり社長をされるからには健康なのはもちろん体力も必要なのですね!」
松尾社長:「そうだね。やはり自己管理も出来ないと会社の管理も務まらないからね。」
まや「では、松尾社長の現在までの職歴も交えながら、どのような想いで会社 を設立されるまでに至ったのかを伺っても宜しいでしょうか?」
松尾社長:「高校を卒業してから、約 20 年間はある大手物流会社に勤めていてね そこから人材派遣会社に転職して 3 年ほど勤めていた。その会社では 「社員を守る」ということを聞いていたのだが、景気悪化と共に社員を切ってしまった。結局、社員を守れていないじゃないかと腹を立てて、自分で人材派遣会社を立ち上げることにしたんだよ。」
まや:「そうだったのですね。それでは、松尾社長は「社員を守りたい」という想いから現在の会社を設立されたのですね!」
松尾社長:「はい。俺には下に弟と妹がいるのだが、実は若くして両親を亡くしてしまっていてね。それから、自然と兄弟を守ることは当たり前になっていたし、それが今にも繋がっているのかもしれないな。」
まや:「とても素敵な想いをお持ちですね。それでは、会社を設立されてから現在まで苦労されてきたことはございますか?」
松尾社長:「それはもうたくさんあるね(笑)慣れないうちは人によく騙されたものだよ。それに扱っている商品はモノではない。感情を持った人だからこそ、難しいことが多い。それをいかにマネジメントしていくかが大切だね。」
まや「そうだったのですね。人材を活かすマネジメントを心がけていらっしゃ るということで、何か社員や派遣労働者の方々に対して工夫していることはございますか?」
松尾社長:「派遣労働者へのサービスとして丁寧な勤怠管理と社員の同行システムが挙げられるね。毎回の出勤・退勤の管理をメールや LINE などで行い、初回の業務には社員が派遣先企業様の元へ同行している。そして、派遣先企業様らは非常に様々な勤務地の案件を頂くのだが、決してアクセスのおい所ばかりではない。そこで我が社では最寄駅からの配車サービスを行い、派遣労働者の方々からは非常に感謝されているね。」
まや:「そうなのですね。それは非常に有難いサービスですね。それは派遣労働者だ けではなく、派遣先の企業様にも嬉しいのではないでしょうか?」
松尾社長:そうですね。我が社の強みとして、きめ細かい丁寧さが挙げられます。配車サービスなどにより、なかなか人の集まらない派遣先企業様の勤務地にも我が社は確実に人材を派遣することが可能と言える。そのように派遣労働者と派遣先企業様のニーズに応えることで信頼関係を築 いていると考えているよ。
ゆうこう:非常に良いですね。ぜひ他にも貴社の強みを伺っても宜しいでしょうか?
松尾社長:他の企業には出来ないことをやることを大切にしていてね。高齢化社会 の進行により、高齢者へのサービスはますます重要になってくる。逆に 時代の流れの中で、大型貨物の配送を担える人が減少し、小型配送の割合が増えてくる。小型配送は軽貨物にあたるため、女性でも配送業を行 いやすいんだ。そこで我々は、軽貨物の市場が増加する時代に先んじて 軽貨物の事業を効率的に行う環境を整えているんだよ。
ゆうこう「今後の時代の変化に合わせて事業を行っていらっしゃる先見性は素 晴らしい強みですね。では、既存の事業の他に新にも取り組魔れていらっしゃるのでしょうか?」
松尾社長:「そうだね。現在、問題の 1 つとして、シングルマザーの労働環境の悪さ が挙げられる。子どもの養育との兼ね合いで正社員としての定時勤務 は困難であり、退職をすると再就職できる可能性も限られている。 そこで我々が行うのが「OSAKA 小町ビレッジ」(*)。これはシングル マザーが同じ職場で働くことが出来る環境を作ることが狙いなんだ。 その環境では、同じ境遇の人と働けるため、子供のことを第一にしなが ら働くことが可能となるんだよ。」
まや「今後、絶対に必要とされるサービスですね!では、最後に学生に向けてのメッセージを頂けますでしょうか?」
松尾社長:「現状に満足しないこと。社長という立場は後戻りが出来ない。学生は立ち止まることも後戻りもできるが、社会では前に進むしかない。今の自らの立場をしかと認識し、社会に出ていくに当たって、どんどんと挑戦 をして欲しい。退路を自ら断つことが自身の成長に繋がるよ。これからも頑張って。」
隊員一同:「ありがとうございました。」
~(*)補足事項~
OSAKA 小町ビレッジ:ワークビレッジ様が今後取り組まれていく新事業である。 「シングルマザーがもっと働きやすくなる労働環境を作りたい!」という想いか ら生まれた事業であり、シングルマザー同じ場所で時間に縛られないプラットフ ォームを作る。シングルマザー同士が一緒に働くことでお互いの悩みも理解し合 えるため、子育てを優先して働けることが魅力である。
~取材を終えての感想~
まや:松尾社長は緊張していた隊員たちに親切に対応してくださり、非常に優しい 方でした。松尾社長の学生の時代のお話を聞いていると、やんちゃさ(大胆さ)や 負けん気の強さが伝わってきて、社長として必要な素養のように感じられました。 次の取材に向けて、自分自身の質問内容などをブラッシュアップさせていきたい です。そして、ご多用にもかかわらず、お時間を取って下さり松尾社長には感謝し ております。本当にありがとうございました!
ゆうこう:松尾社長が二度も起業をされている点が非常に印象に残りました!ま た起業される時も「社員を守りたい」という想いから、という所がとても素晴らし いと感じました!また経営を続けていくにあたり、松尾社長の強い信念と困難に 耐えうる忍耐力が感じられました。取材させていただき、ありがとうございまし た!
最後までお読みいただきありがとうございました!次回もお楽しみに!!
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すごく良いことですが、ハードルは低い。
あえて収益を意識した事業を学生主体で展開する。ハードルは高いけれども、そこに大きな意味があります。
学生と社会との間を経験する。
就活にせよ、起業にせよ、自分自身の価値・ブランドを高めることが必要。
それを実践するのが、学生販促隊です。
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