2017/10/31 合同会社キャリアヴィレッジ 対談記事
文責:三島和人
「教えてください!大阪の企業!第12弾~合同会社キャリアヴィレッジ編」
就活をする上で最も関わるかもしれない人材会社!就活に関する不安はここで解決しませんか?
今回は、キャリアヴィレッジの松村様にお話を伺いにいきました!
(※今回から記事の形式を変更しております。)
〜取材企業紹介〜
合同会社キャリアヴィレッジ(参照URL : http://career-village.jp)
・所在地:大阪市淀川区西中島
・回答者:松村 篤志様
・事業内容
【就活バー】
内容:様々な企業と学生のマッチングイベント
通常の選考では伝えきれない両者の“価値観のやりとり”が出来る場。
対象:企業や社会人の価値観に触れてみたい全ての大学生
定員数:25-30人
開催時期:1ヶ月に1回。12月から5月までは週1回の開催予定。(※詳しくはHPを参照)
【漫画セミナー】
内容:漫画を読み書きすることで学生の就活に対しての「わからない」を1つ1つクリアにしていく
対象:就活について知りたい大学生(基本的に3、4回生)
開催時期:要望があれば開催。
【採用代行】
内容:企業様の要望に応じて、採用業務全般におけるコンサルティング、代行まで全てをワンストップでお手伝い
対象:他社企業
Q会社を設立しようと思ったきっかけはなんですか?
元々は、会社設立を考えていなかったんです。
知り合いの(現在共同代表を務めている)村林と起業前に現在で言う就活バーをやってみたら、それが想像以上の反響があって....!当初、「学生3,40人と会社3,4社が集まればいいな」と思ってたんですが、結果的に募集を始めてみると1日で学生から50件以上、企業から6社の参加申請があってすごく驚きました。
これだけの反響があったので「しっかりと事業化したら面白そう」ということで、村林と2人で会社設立をしたんですよ!
Q.今、企業が学生に求めていることはなんですか?
どこの会社にも共通して求められるのは、素直さだと思います。
確かに、行動力や能力がある学生は多くの企業で必要とされます。しかし、それは企業によって異なるんですよ。その理由は、企業の中には「自分たちで育てたい」思っているところもあるからです。
能力を身につけることは大切ですが、相手の言葉をしっかりと受け止める素直さを忘れないでください!!
Q.昨今の就活の特徴があったら教えてください!
大企業と中小企業で求人倍率が大きく異なると言うことですかね。現在(10月末時点)の大企業は0.39倍で中小企業は2倍以上の求人倍率があります。マスコミは超売り手市場という言葉を使った報道をしていますが、実際は、業種によって売り手市場なのか買い手市場なのかが大きく変わってきます。
自分の就きたい業種についてしっかり調べてみてください!
Q.現在の就活のやり方についてどう思いますか?
就活の時期を企業側が決めることが少しおかしい気がしますね。実際に経団連(日本経済団体連合会)が「4月からナビ解禁で6月ごろから選考解禁を行い、その後内定」と決めていますが、3年生から内定パスを与えていたり、表面上は1dayインターンという名で、蓋を開けてみるとただの企業説明会を行なっていたりする企業が多くあります。
学生が企業に興味を持った時が就活の始まりですから、学生が就活の時期を決めるべきだと思いますね!
Q.キャリアヴィレッジが”会う”ことにこだわる理由はなんですか?
私と村林は元システムエンジニアで、私自身ディープラーニングのことも少し知っているんですよ。現代社会ではディジタル化が進んで就活においてもAIが使われ始めていますよね!でも、本来はデータ的な情報が打ち出される前に企業の中の人に会って、それから興味を持たないといけないと私は思うんですよ!理由としては、AIマッチングは人間同士のコミュニケーション抜きなら最適な結果を出すことが出来るかもしれないんですが、実際の企業では人間同士のコミュニケーションはとても大切ですからね。その人が持っている感情や人間性、コミュニケーションがあるからこそ、「会う」にこだわる事業を行っているんですよ!
Q.インターンの期間でオススメはありますか?
私は2週間以上をお勧めします!
理由としては、業務内容だけじゃなく、その会社の雰囲気も実感できるからです。例えば、1日であれば会社の雰囲気などの職場の空気感というのはわからないと思うのですが、2週間以上になるとその職場の空気感や、部門ごとの特徴などもなんとなくわかってくるんです。なので、入った時に上司にあたる人の態度や、その会社の実際の雰囲気を肌で体験できます!後悔しない会社選びを行うためにもできる限り、2週間以上のインターンシップに参加して職場の空気感にも触れてほしいです。
Q.学歴が高い人ほど優秀なのは事実ですか?
一概に学歴が高い人の方が優秀とは言えませんが、優秀な大学ほど優秀な人の割合が増えるとは思います。学歴が高いと言うことは、若い頃に受験勉強や部活に打ち込んだ結果です。そういった優秀な人は社会に出てからも努力を惜しまないので重宝されますね。
Q.学歴フィルターって本当に存在するんですか?
残念ですが、大手企業には学歴フィルターと呼ばれるものが存在します。具体的には、個人情報登録時に大学名を入力すると思うんですけど、学歴が低い子が見ているページでは、ES(エントリーシート)の提出やプレエントリー時に「既に満席」と言う表示が自動的に出るようになっているんですよ。
Q.学歴が低くても学歴フィルターを突破するためには?
人と人が会うしかない。ここで出来たつながりを大事にしてください!
Q.高卒じゃなくて大卒の方が就活に強いのはなぜ?
大学生の方が空気を読めたり、なんとなく相手に合わせることができたりするためですね。技術だけなら高卒の人が大卒の人に劣っているなんてことは言えません。しかし、「組織人」として大卒の人が適しているからではないでしょうか。
Q.大学の成績が就活時にあまり見られないのはなぜ?
すごく難しい質問ですね。大学で習うもの自体が会社に出てすぐに使えるわけではないので、企業はその成績を参考にすることができないんですよ。それに加えて、同じ名前の授業でも教授次第で内容が変わってしまいますよね。だからだと思います。
Q.日本の大学のあり方をどう感じているか?
制度が全て古いと思いますね。近年、産学連携という動きが加速していますが、アカデミックなアプローチ法が先行しており、実際に産学連携で図るべき新たな事業や研究はまだまだ不十分なところがあると思っています。企業と大学が本当の意味で連携するには、双方の努力が必要だと思います。企業は学生に関わろうとしないといけないし、学生はもっと企業に興味を持たなくてはいけないんだと思います。
Q.就活時に一番初めにやった方がいいことは?
やりたい業種等がまだ定まっていないなら、とにかく行動することが大事だと思います。実際に様々なインターンや説明会に行くことは自分の視野が広がる良いきっかけになると思います。
〜松村様から学生へのアドバイス〜
自分の知見を広げる時には、是非スマホやパソコンではなく”足”を使って欲しいです!
〜取材後の感想〜
かずと:就活についての不安を抱えている人は多いと思います。「就活生の味方になるキャリアヴィレッジという会社についてもっと広めていくことが僕に課せられた使命なのかな」と感じました。ありがとうございました。
ゆうか:学生のここが気になる!という質問にズバっとお答えいただき、取材中も驚きの連続でした。その貴重な情報は、これから就活に関わる人にとって、とても【読みたかった】内容だと思います。取材にご協力いただき、ありがとうございました!
こやっきー:学生側にはわからない視点の話をズバッと言ってもらえて勉強になりましたし、この4年間を大事に過ごそうという気持ちになりました。ありがとうございました!
最後までお読みいただきありがとうございました!次回もお楽しみに!!
学生販促隊とは
実社会に挑戦!
社会性のある収益事業を教科書とし、実践することは、何物にも代えがたい経験・価値を得る事ができます。
学生がボランティアで何かを行う。
すごく良いことですが、ハードルは低い。
あえて収益を意識した事業を学生主体で展開する。ハードルは高いけれども、そこに大きな意味があります。
学生と社会との間を経験する。
就活にせよ、起業にせよ、自分自身の価値・ブランドを高めることが必要。
それを実践するのが、学生販促隊です。
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