発起人ご挨拶

渡邉貴也

中小企業庁専門家派遣事業認定専門家

MSS戦略経営士

株式会社リズカンパニー 代表取締役

一般社団法人経営ソリューション協会 理事兼CEO

一般社団法人日本スポーツサポート機構 代表理事

株式会社SPOC 執行役員


皆さん、はじめまして。

学生販促隊発起人の渡邉です。

 

私がこの学生販促隊を立ち上げた趣旨は、ホームページでも記載させて頂いています「就活支援」「地域活性」の2つ。しかし、本当に重要視しているのは「学生の可能性を引き上げる。」ことです。

 

学生と社会では、意識レベルの乖離があります。立場・責任も大きく変わります。学生時代での生活で、学生たちが学ぶべきことは沢山あります。小中高そして大学と、学生と呼ばれる間は大人が敷いたレールの上を歩きます。時間割も決められ、クラスも、教科書も、テストの日程と範囲、全て自分たちで創出する機会がありません。「0」から「1」を作り出すことに不慣れのまま社会に飛びだします。

 

「0」いわゆる、ほとんど自由になんでも行ってよいという選択範囲が広すぎるところでは、大半の学生が迷い、その場に止まってしまう。問題を出題され、議題を与えられると動き出す。常に指揮者がいる世界で生活してきた結果、このような「0」を「1」にする度胸と仮説を立てる力、決断力・判断力が育成されぬままになっている。学生たちは賢い。問題解決能力はある。しかし、問題があるかどうか?問題なのかどうか?も自身で見つけ切り開く「問題発見能力」が養われていない現実があります。

 

そして、社会に出るとブラックボックスの世界が待っています。学生時代は「ホワイトボックス」の勉強が主です。「○か×」で大半は判定され、それが点数となり評価されるのが学生。しかし、社会に出ると、「○か×」はやってみないとわからない、答えのない世界です。営業で数字を上げるには?売上を上げるには?そこに答えなど存在しません。○か△か、○でも◎もあるかもしれない。最善を求めて追求し続けることが求められます。学生は「×」を恐れているように感じます。社会では「×」は諦めた時に初めてつきつけられる。1回目×、2回目×、3回目で改善を行い○になれば、それは○に辿り着くためのプロセスに変わります。失敗を失敗とせず、成功するためのプロセスに変える。これが学生と社会との大きな違いです。

 

学生販促隊は、実社会に近い学生団体として生まれました。

学生がボランティアで何かを行う。これは非常に良いことで何も否定しません。しかし、それを達成するハードルは低いと言わざる得ない。学生販促隊はあえて「社会へ出てからの力」に転換される活動とするため「収益事業」を行っています。お金儲けはダメ。事業は社会性があり、人から感謝される内容。この社会での仕組みに少しでも抵抗を無くし、溶け込めるようになって欲しい。そう願います。

 

社会でのお金と言うものは、「ありがとう」という感謝の気持ちが形になったものです。それを達成するためにはクオリティも求められ、ハードルは上がります。常に実社会を見つめ、学生たちが社会で活躍できるよう、学生販促隊は活動を展開してまいります。

 

この活動を通じて、社会に通用する、そして社会に必要とされる人財となって沢山の学生たちが羽ばたいて行ってくれればと思います。


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